7月の初めだったか「平成26年京都迎賓館参観 参観証」というメールが来ていた。そういえばメールで申し込みが出来たので申し込んだような気がする。そのメールをプリントして「参観証」になるというのがわからずに、そのうちハガキでも来るんだろうと忘れていたが、「
早起きおっさんのブログ」でその事を知ってもう一度メールを探してみたわけだ。
8月2日の午後2時から4時の間のみ参観出来るように書いてある、次男坊を連れてまずは京都市美術館別館でやってる「視点京都展(日本リアリズム写真集団)」を一通り見て、御所近辺に駐車して昼食、御所に向かったが中途半端な雨で傘をさすべきかどうか迷う。京都御苑は700m×1300mの広さでしかも砂利道、歩きにくい。途中の瓦を見ながら、さすが菊の御紋だなあと感心していたら京都迎賓館になると五七の桐に変わった。


御所の中にあっても宮内庁ではなく、これは政府の管轄なのだ。
まずは南門の前で「参加証」の確認、そのあと地下のスペースで金属探知機を通り、参加証と身分証明書を提示してPC上のデータと照合、ようやく参観者のバッジを渡された。その後はロッカーに荷物を預ける事になっていて、持ち物はカメラ1台とパンフレットのみ、そこから地下道をくぐってようやく正面入り口に到着、ここでも左右は撮影禁止、正面のみOKなのだ。

当然というか、途中の通路などは一切撮影禁止、池の橋上でも撮影は禁じられた。

まあ、迎賓館だからしょうがないがどうしてもホテルの宴会場にしか見えない。ただかなり贅を尽くしているのだけはよくわかる。


池の鯉は旧山古志村からきているらしい、さすがにそこいらの池の鯉と違って綺麗な色つやだ。

ウガンダ国王はこの船で大層喜んでいたそうだ。
おっと、今年はネタニヤフも来ていたのか......優しい気持ちを学んで帰ったのではなかったのか...。

御所の中は「皇宮警察」の管轄、パトカーもちょっと違う黒塗りだ。
もう少し天気がよければゆっくり歩いてみたかったが、あいにく雨が強くなって来たので慌てて車に戻り帰路についた。京都の真ん中にこんなに広い静かな場所があって散策にはもってこいだが、なかなか「わざわざ」行く用事もないし、こういう一般公開の時にもう少し時間を取ってゆっくりしてみたいものだ。