6月26日-27日と、恒例のゼミナールハウス(アウル京北という愛称になった)の写真教室だったが、連日のサッカーで寝不足やら寝冷えやらで体調が思わしくない、いつもの機材が重たいのだ。
初日は梅雨の時期という事で紫陽花狙いだったが雨降らずの毎日で紫陽花もさっぱりだ。

早々にアウル京北に戻り昼食、その後「ホタルの写し方」ということで撮影の注意点とか合成方法など1時間弱行なって再び渓流の撮影となった。
皆さんおそらく私より高齢だと思うけれど元気でしっかり三脚持参、いつも手ぶれの指摘をしてるのでしっかりと大きめの三脚を持って来ている、そうなったらこちらも三脚を持たねばなるまい......今日は結構しんどいのです。

ここから上流へ少し行って滝を見に、どうという事のないところなのだけれど息が切れるし足下がおぼつかない、ちょっと熱が出て来ているようだ。
なんとか滝のところまで来たが、手前に大きな岩があり滝壺は見えない。
ちょっと登れば良いのだが、それすら出来ないのだ。ふと下を見るとヤマビルが這っている、気をつけねば.....。

川の側で流れを写してふとジーンズのポケットに手を入れると何やらぬるっとした感覚!
慌てて手を出すと指先にくっついて離れない!
うわあっと手を振り回して振り払った。気がつかなければ確実に中に入って血を吸われていたはずだ、くわばらくわばら。
紫陽花がいまいちだったのとホタル撮影のレクチャーをした事もあって、夕食後ホタル撮影となった。京北はホタルのポイントが多い、今回は小塩川沿いのポイントに向かった。
明るいうちにピントを合わせてISO感度、シャッター速度、絞りの設定と一応の事を終えた所で日が暮れた。
ポツポツと光りだし、真っ暗になった頃どんどんと飛び出した。「シャッターが切れませ〜ん」とか「ピントが動いちゃいました〜」とかいろいろあったがどうも体がしんどくてあまり対応出来ず、申し訳なかった。

部屋に帰りとりあえずサンプル合成を行なって、ベッドに潜り込んだが夜中に目が覚めて寝られない、これでは明日が心配だ。
朝食後すぐに出発、これから芦生にある京大の研究林に入り杉尾峠から長治谷までの撮影予定なのだがとても歩く気力はなかった。申し訳ないが....とバスで長治谷まで先に行きしばらく寝る事にした。

弁当を食べ、フラフラしながら付近を少し写して戻ってくるとすでに全員が到着していた。
今回は合評もせず解散となったが、次回は体調を万全にして来なければ行けないなと、反省しきりの週末でした。