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ボクシングというスポーツ

昔はプロボクシングは男だけだったが、女子プロが認定されて華やかになってきた。
初めのころは強いのはどうしても男っぽい女性だったが、最近はモデル兼業だったりして美人が多くなってきた。
今回の対戦も結構美人対決ではあったが、試合が始まると形相は変わる。

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今回は接近しての打ち合いとなったので、私のような えせスポーツカメラマンには撮影が難しい。
これだけ殴り合って、時には反則もあるだろうし腹が立たないものかと思うが、腹を立てたら負けるんだろう。それに打たれ慣れしているだろうし喧嘩ではないから殴り合いではなくて打ち合いなのだ。
男の場合も終了ゴングと同時にお互いの健闘を称えあうシーンが見られるが、女子の場合はもっと濃厚だ。

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 この後終了のゴング、そしてすぐに抱き合う。1、2秒後にこれだからボクシングをただの殴り合いと思ってる人には理解できないだろう。

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[ 2016/03/03 14:08 ] 趣味 | TB(-) | CM(3)

女子プロボクシング

前回、久しぶりのブログ更新をしたのは秋田屋まさえ選手のチャンピオン挑戦だったがよい結果にはならなかった。
もはやチャンピオン戦のチャンスは無いかと思っていたが、急にオファーがあったようで1月の終わり頃ポスター用の写真を提供した、今まで使った写真でいい結果が出なかったから今まで出していなかった写真を提供してみた。本人はどうか知らないが、私は結構気に入ってる写真だからだ。

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後楽園ホールでの試合、以前2回ほどそのためだけに行ったが今回はちょっと迷った。
ただ、行かずに勝利となると悔いが残る。
ちょうどうまい具合に横浜での仕事が入ったから、終了後に駆けつける事が出来た。

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今回はOPBF東洋太平洋タイトルマッチで「世界戦」ではない、だからこれで負けるようではダメだ。
序盤から積極的に打って出たし、最終ラウンドまで攻撃は続いて見応えのある試合だった。KO出来たんじゃないかと思うほど頑張ったから、結果がついてきた。

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とにかくおめでとう!お疲れさんでした。

[ 2016/03/02 20:33 ] 趣味 | TB(-) | CM(2)

WBCミニフライ級タイトルマッチ

 北海道の芦別出身でプロボクサーの秋田屋まさえ選手を知ったのは2010年頃の関西北海道クラブでの事だから5年ほど追っかけをやっている事になる。JBCが女子のプロボクサーを認めてすぐプロライセンスを得たいわば女子プロボクサー先駆けである。今までの試合は全てリングサイドで撮影して来たし、今回のパンフレットの写真も撮影したが、今まで3度世界戦に挑戦して敗退している、後楽園にも2度行って来た。

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リングサイドで撮影するというのはテレビ等で見ているから見当はつくが、実際は結構たいへんなことなのだ。
まず、リングのロープがプロレスと違って間隔が狭く四本もあるから、隙間から撮影するのが難しい。また、選手の足が飛んでくるからその瞬間は逃げなければ危ないし、当然汗や流血が飛んでくる。
リングサイドの撮影場所は新聞社のいわゆる記者クラブのようなグループが仕切っているから、フリーランスはなかなか入る事が出来ない、それでもボクシングの雑誌関係のカメラマンがわずかなスペースをもらっているからそこに入り込むしかない。フリーカメラマン同士、そこは何とかなる。
また、試合やリングサイドを仕切るのは興行主ではなくてJBCだからそこにお伺いを立てねばならないという事になる。

2度目の世界戦敗北のあと、秋田屋選手は引退をした。これでもうボクシングの撮影はする事がないなあと思っていたが、どうしても夢を捨てきれずに復帰してカムバック戦後にWBOアトム級のチャンピオンに挑戦をしたがこれまた敗退した。

_B7A2943.jpg 2014年 チャンピオン池山直に挑戦
[ 2015/05/11 12:42 ] 趣味 | TB(-) | CM(4)

なんという一週間

Facebookを始めてからすっかりブログの更新をしなくなってしまった。
先日友人の通夜、葬儀が終わり雨で仕事が流れ暇な時間に思い出してブログを更新したのが4月10日の昼前だから、その1時間後に起こったらしい事故。昔務めていた会社でスタジオを作り社員も増やし、ようやく軌道に乗ったころ入社したカメラマンだが、会社が倒産してからは皆フリーランスの道を歩んでいた。私よりも若いし精力的に仕事をしているので前日も遅くまで仕事があったらしい、そして次の仕事に向かっている途中、高速道路のトンネル内で側壁に激突してしまった。
夕刻、不確定ながらの情報が入って「なにいっ!!」と声が出てしまった。それから情報を集めるがどうやら真実だという事が徐々に明らかになって来て、その夜は眠ることができなかった。
朝方にはWEBサイトでも、新聞でも確認出来るようになって、ようやく連絡がついた奥さんから葬儀日程を聞くに至った。
毎年1,2回は温厚な彼の力を借りる仕事があって、今年もやってもらうつもりでいたのに.....。
そういうわけで、この一週間は本当に辛い毎日になってしまった、昨夜の通夜そして先ほど告別式に参列してスタジオに戻り、気持ちを整理する意味でこれを書いている。いつまでも喪服をそのままにしておくとろくなことがない、早々にクリーニングに出してきたところだ。
[ 2015/04/12 15:02 ] 日常 | TB(-) | CM(2)

友の死

 もう何年前の写真だろう.....彼がファッションモデルをやり始めた頃琵琶湖のほとりで撮影したものだ。
一昨年に肺がんが見つかった時には既に末期だった、その後畑が心配だというので病院抜け出し大根の種まきを手伝ったが辛そうだった。ホスピスに入院してからはわりと穏やかに過ごしていたし土日はみんなお見舞いに行くだろうと思ってちょっと間が空いていた。
来週は仕事がないので様子を見に行こうと思っていた矢先、4月6日の朝、昏睡状態の知らせが入った。急にどうこうじゃないと思って明日でもと思っていたが、2時少し前に気になって車を走らせた。途中、堅田まで着いた頃亡くなったという知らせが入った、亡くなったのはまさに気になって車を走らせた時刻だった。ホスピスに着いたのは3時半過ぎ、色々な手配で家族は誰もいなかったがいつもと同じ状態で眠っていた。
しばらく傍にいたがやはり動く気配はなかった、やっぱり死んでしまったんだなぁと手を合わせて帰って来た。

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彼とは20代の頃からの付き合い、熱気球をやっていたのでよく一緒にあちこちに出かけた。アルバカーキーの大会、オーストラリア横断レース、崩壊直前のソビエトなど良い経験をさせてもらった。
通夜、葬式のなかで古い友人にも出会う事が出来た、彼のおかげでたくさんの出会が生まれた事を感謝して別れを告げた。 合掌



[ 2015/04/10 11:28 ] 日常 | TB(-) | CM(2)